ようこそATSへ

ATSは、レースや競技で勝つことを目的としてLSD、クラッチその他の製品を開発してきました。それらの製品に高い価値を感じていただけるのは、レースや競技での優勝や自己ベスト更新を目的にLSDを購入される方々だと思います。このような方々は当然性能に対する評価は厳しいですが、それがATS製品の改良に役立つことになります。そして、この改良で得られた高性能は、レース・競技ユーザーだけでなくお客様の多数を占めるストリートユーザーの皆さんをも魅了していくことになります。だから、ATSは「勝ちたい人」が大好きです。
次の4つのリンクボタンで詳細解説ページをご覧いただけます。



ATSカーボンLSDがウエット路面で速いという事実



ご存じのとおり、ウエット路面ではドライ路面に比べてかなり慎重な運転が必要です。特にLSDを装着する車は危険だと言われています。それは加減速することによって車が予期せぬ姿勢変化を起こすためです。強いアンダーステアが発生するLSD、アクセルコントロールしにくいLSD、唐突にデフロック起動/解除したりするLSDは旋回中が特に危険です。高イニシャルトルクをかけたカーボンLSDは、信じがたいことにウエット路面でもタイヤのグリップ状態を感じながら精密なアクセルコントロールが可能なのです。これは、従来のLSDでは考えられなかったことであり、それほどミラクルな性能であると言えます。ウエット路面を走ることで、カーボンLSDの特異性が大変よくわかります。3本のビデオをご覧ください。これらのビデオのドライバーは、当然ですが、車を安全にコントロールできる限度内で安全マージンを持って運転しています。



LSDは左右の車輪が差動しないようにデフロックするものですが、直進のように差動がないときには加速してもデフロックしません。しかし、直進中でも旋回中でも差動しにくくなるような小さな抵抗を持たせています。これをイニシャルトルクと言います。イニシャルトルクには、LSDの作動特性を安定化したりアクセルレスポンスを高めたりする重要な役目がありますが、イニシャルトルクを高くするとLSDが騒音を発生したりアンダーステアを強めたりするので、近年、メタルLSDにおいては、前述の重要な役目があるにもかかわらずイニシャルトルクを極端に弱めてLSDを出荷するご希望が増える傾向にあります。カーボンLSDであれば、高いイニシャルトルクを維持しても異音もハンドル操作の違和感もないので高性能と好フィーリングの両立を成立させることが可能です。イニシャルトルクの測定や管理方法について次の3本のビデオで解説しています。

LSDがデフロックすると車は直進しようとするので、旋回すべく左右いずれかに切っているハンドルを直進の位置へ戻そうとする力を強く感じることになります。カーボンLSDは、イニシャルトルクが20kgmでデフロック状態でも、このようなハンドルの抵抗感は感じません。つまり、フル加速で旋回中であっても強い抵抗もなくハンドル操作で進行方向を変更することが可能です。

アクセルペダルを踏み込んだ量・時間・タイミングに応じてLSDがデフロックの強さをどのように増減してくれるのか、それがドライバーの期待どおりであるかどうかが非常に重要です。 イニシャルトルクが低いLSDやコイルスプリングでカムの広がる力を増減するタイプのLSDは、LSDの効きがアクセル操作によって常時リニアには変化しません。このため中高速コーナーの多い周回レースの加減速でLSDのロック力やロックタイミングが大きく変化して精密なコントロールができません。ATSのLSDは、カムの動きを制御するコイルスプリングを持たないので左右輪が差動しようとする力だけでデフロック力をコントロールすることになり、差動力がアクセル操作とハンドル操作で増減するためドライバーの意のままに常時コントロールできます。


LSDは、車の速さに大きな影響を与える最重要部品のひとつです。LSDと同様に重要な部品は他にもあります。例えば、タイヤ、エンジン、サスペンション、エアロパーツなどです。しかし、LSDはこれらの部品と違ってレース現場で調整や交換が非常にやりにくい部品なので、LSDをいったん装着すると無調整で車のセッティングやドライビングの習熟を進めていくことになります。それだけに、レース(走行会)や競技で優勝を狙うという場合には、特に選定と購入は慎重に行う必要があります。 上記のような事情があるため、自ずと装着したLSDの特性に合わせて各部を設定していくことになります。このため、LSDの設定を誤ると優勝するまでに投資したチューニング費用と時間が無駄になってしまうことになりかねません。

それでは、LSDはどこのメーカーのものが良いのでしょうか・・・。・・・と言いましても、ここで他のメーカーさんのLSDを推奨することはできません。こういう状況ですから、自社LSDが最高ですよとお勧めしても100%の信頼が得られません。 そこで以下の各項目について他社LSDの性能を確認して優劣をつけるというのはどうでしょうか。
1.騒音発生の可能性は0%か。
2.出荷時のイニシャルトルクが10kgm以上か。
3.ハンドルの操作感がノーマル状態から変化しないか。
4.デフロックはアクセルに対してリニアでかつソフトか。
ATSのカーボンLSDなら上記項目の答は、すべて「Yes」となりますが、1項目でも「No」があるLSDはATSのカーボンLSDよりも性能が劣り、優勝を狙うには不利となります。ちなみに、ATSのメタルLSDは4項目すべてに対して「No」となります。 (メタルLSDの方が適する用途もございます。それは、ドラッグレースです。)


レース・競技で優勝を狙う場合のクラッチ選定条件
1.全体重量が軽い
2.摩擦板が軽い
3.伝達力に余裕がある
4.半クラッチ操作がやさしい
5.ペダル操作が軽い
6.ロケットスタートやクラッチ蹴りで壊れない
7.切れ不良を起こしにくい
8.寿命が長い
クラッチの選定基準は上記のとおりで、これと「カーボンクラッチの特徴」リンク先にある情報とを合わせてご検討願います。摩擦材の種類により以下の様に用途を大別できます。 1.半クラッチを多用する場合とドラッグレースには、メタルクラッチかフルカーボンクラッチが最適。 2.長い半クラッチを使わない場合は、カーボンクラッチが最適。